2008年04月

2008.04.30 夕日と三脚

 ア・アー、アアアーー、マイk、テスt? 狂え、喰らえ、くらえ。ストロボ、サブカル、コロケーション。マッツィーニ、カブール、ガリバルディ。ステイ・ウィズ・ミー。オーケイ、準備は整ったようだ。……始めよう。ヒャホー! エヴィバデカモん! 云々と抜かしている今の僕は、実はそれほど気持ちが乗ってはいない。それは「真顔でドギツイ冗談を言う」という意味ではなく、大して面白くもないだろうと自覚しながらもそれをそのまま通している、ということだ。即てば、書いている僕自身も冒頭のなにがしは全然、面白くないと思っている。謙遜でもなく、いやまあ読めば分かるんですが、僕があれを面白くないと思っているのはまことだ。では何ゆえに其げなこと致すかと言うと、いや、久々の決めゼリフだ、「書きたい」からに他ならない。とりあえず文章の出来もほったらかしに、書きたい。いやいやそんなポジティヴな力が働いているのではない。文章の出来を気にしていたらまったく何も書けないだろうから、ひとまず中身は無視して外枠を打ちたて、ハリボテの体で戦い抜こうってわけだ。いや。いやいやいやこれも足りない文章修辞を駆使しすぎて真意が薄れている。今僕が提示しえる最も単純な真理は、こうだ。「書きたいから、とりあえず書いてみよう」。んで。ああ。そ、そ、そ。そうそうそう。んんじゃあ何が僕をして書かしめるのか、っていうのが気になってくるじゃないですか。勿論気になってるのはこの僕に他ならないわけですけど。うんー。確かにあれだけ行動によって言外にブログ共存宣言を漂わせてきた男・幾何であるわけですから、僕をなんらかの形で日記執筆へと突き動かした外的要因を仮定するのは自然なことだし、実際、その推理は合ってます。あいにく、種明かしはしないけど。それだけだ。別段書きたいこともないし、本人としてはむしろ「書かされた」っていう気分に近いので、このへんで切り上げにしたいのだが、えのーあのーむにゃむにゃ即ち所謂カムバック条約のあかつきには例の例による例のためのブログ思い出話が待っていることに(僕の頭のなかで)なっているので、そうさせてもらおう。とかなんとか「不本意ながらも……」なんて笑みを隠せない顔で言っている僕なのですが、あらかじめ言うことは用意していたのであります。えーあー結局3度目か4度目か、ことによると5度目のブログとの心中を断念した僕なんスけど、その過程の中でまた今までと同じよーなこと改めて思うわけです。ブログとは外接、外部接続的で、つまりマンガの感想を言い合ったり、有意義そうな意見を主張し合ったりする場である感。加え、自分には外部接続的才能というか気質というかが弱い、あるいは薄い感。で、この2つの感覚を連立して自分なりに解くと、おれってブログに向いてない……という答えが導かれた、てないきさつです。あ、さっきからはてなのことをブログと呼んでいますが、ブログの性質を推し進めたものがはてなである、との偏見による処理です。それにしても痛感したのはほんとに俺って感想書くの苦手よなー、ってこと。いや文章執筆経験と比べると感想を書くというのはぜんぜん「書いた」うちには入らないんけど、で、その経験の間隙を埋めるためにブログはじめたっつー側面もあるんけど、まあでもちと「耐えられない!」と思いはじめて来てしまったので引き際ぁとスキップしながら司令塔に報告に来た僕の人格のひとかけらがうっかり天下取っただけの話ですけど。だんだん理解してもらおうという気がなくなってきてますけど。ていうかね、僕が日々の読書および音楽鑑賞から得られる内的体験というのは、その媒体への接し方がものすごく甘いから、ぜんぜん消化できておらんのですね。だからそれで満足な感想も書けるはずないし、それを振り切ってブログへの投稿を決行する自分というのも笑えない冗談って感じよね。以上、今日の結論。コーラが健康志向になり、テロリストが地球環境に目を向ける時代。


2008.04.20 わりとすぐに時は過ぎてゆきます。

 退屈してないってことだな。それは恐らく宜しいことだと思う。それはさて、Web拍手外しました。わりに押してくれたひとがいたので存外に嬉しかったっす。ありがとうございました。


2008.04.14 britain view

 だっははははははははははは。ローニン生活はじめたら見事に日記書かなくなったネ☆ 毎日家に居たのに十三日も空けたのって初めてじゃないかしらん。ま、要因としては話題がナイ、ということもじゅうぶんありえるんだけども、やっぱ暇じゃないと俺は日記を書かないんだと思う。ん、じゃ今は何なんだ、って話になりますが、今は暇です。偶然的状況が醸成した暇。やっぱり書いてたときって暇だったんだよなー。うーん。

 んーで、はてなダイアリーばかりワンマン更新している最近、が導き出される。今後しばらくはあちらばかり更新する見込みです。――んだ、なんだ、暇なときにしか書かないのではなかったか小僧、と当然なりますが、暇なときに書くのは「日記」であって、純然たる「日記」なんであって、はてなダイアリーに投稿する各々は厳密な意味では悉く「日記」ではない。その定義はめんどうくさいのでやめる。

 てなわけだ。所謂お知らせだ。でわ、さらば。http://d.hatena.ne.jp/misunderstanding/


2008.04.01 謬言マニア

 ヤー。エイプリルフールに気の利いた嘘を、諧謔に富んだ冗談を考える気も特に起きず、起きないから起きなかっただけのことを書いている今現在の僕でありますが、新学期おめとござます。新たな気持で幼稚園の、小学校の、中学校の、高校の、大学の、大学院の門をくぐる方がたは、胸を張って少し誇らしげで、仰いだ薄ピンク色の空はこれでもかというほど窮屈に桜で埋め尽くされ、うっすら甘い香りが漂う。前方に見えますのが夢にまで見た、覚めていてさえ幻覚に見た、あの校舎。さあ、あなたはここまで来た。そしてこれからが人生だ。まだ遠い“ほんとうの世界”に向かって羽ばたこう。……とかなんとか、皮肉っぽいセリフを作って言ってみたりしているのは物理的理由があるのですが、これすなわち数日前から浪人が確定していまして、本日八時から二度びの大学受験に向けて学習を開始したのであります。そー、このようなことを告知するために前述の科白を指名したのでありまして、決して本心から僻んでいる訳ではありません。まあまあ羨ましいと思わないこともないわけでもなくなくないとは言い切れないけど、1、2月頃の僕の挙動を鑑みれば分かるように、昨年度はなんの全くマジメに受験に取り組んでいなかったのですな。それじゃあ羨む資格もないし、大して羨む気も起きない。受験に成功した人を強く羨んでいる他の人びとと比べ、僕には徹底的に意向が不足していた。んまあそんな調子で来年二月くらいまで勉強ライフを送ることが決定されているわけです。それにしても実際、約一年間を高校で学んだことの補強に費やせるのは嬉しいことだと思う。こういうときはやっぱり「日本で助かった」と思うなあ。いやー、いやー高校の段階で完全に修得できていれば良い、つー話ではあるけども、しかし出来なかったものは取り返せないわけでして取り返しがつかなければ今からすることを考えるしかないのじゃないかい、とか、思いつつ、書いてますが、その八時に勉強始めて、で、二時間ほど机に向かって一と段落、少し休憩しようかとパソコンの電源を点けた。それからもう、そろそろ 45 分いや……一時間になる。はあ。一時間!! けっこう速いものだな。ちょっと休憩し過ぎだな。それって主に日記書いてる所為だな。というような具合です。んー、まあ流石に朝から一時間も休憩とると罰当り&脛齧り&殻潰しに接近して来ますのでここらで切り上げます。となまあそういう有様なので、暫ーくの間はなるべくなるたけストイックに、慎ましくインターネットその他の娯楽に接していこうと思うのであります。そーれーでーはー。


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